「半径5メートルの野望」を読んで
はあちゅうさんの書籍「半径5メートルの野望」を読了した感想。
本の中には、
「はあちゅうさん」いや「伊藤春香氏」のむき出しの言葉の数々が載っていた。
なぜ私より年下の女性の言葉にこれほどまで惹きつけられるのか
最初は自分でもわからなかった。
読了してその理由を考えた結論。
それは「彼女が特別な才能を持ち合わせていない凡人だから」だと思う。
(読ませるライティングのスキルは素晴らしいと思います。)
私は経営者の本を読むのが好きだけど、心の奥底では距離を感じながら
読んでいたのだと思う。あの人たちは雲の上の人たちだと。
何かを吸収したふりをして、全く活用してこなかった。
伊藤春香氏の本は距離感が近い。
内容のほぼ全てが真剣に生きてきた人たちにとって私事だと思う。
彼女は小さな努力を積み重ね、傷つきながら行動し続け成功をつかんだ。
まさに凡人にとってのベストプラクティスだと思う。
本の最後に書かれている伊藤春香氏のたった一つのお願い
「本を読み終えたら一つでも良いから行動を起こしてほしい。」
「感動した!」で終わらせないでほしい。
きっと、生きることと行動することは等しいのだと思う。
本の内容にはまた後日触れたいと思う。