うなぎパイのネーミング

静岡県浜松市にあるうなぎパイファクトリーに行ったお話。

 

今回はちょっとしたクレームです。

うなぎパイファクトリーの建物の大きさと工場の見学範囲のアンマッチ。

すごくきれいで立派な建物なので、結構長い工程を拝見できるのかなと

期待していたら半端なく短い。桔梗屋さんの方が見応えあり。

ほぼ全ての工程を広い展覧スペースで一度に見せるので、

奥の方で行われている工程は良く見えなかったりする。

まあ、入場料無料でうなぎパイミニも無料で頂けるので

文句が言える立場ではないのだが。

 

それよりも、うなぎパイのプレミアム版のうなぎV.S.O.Pのネーミングに不満。

覚えにくい。何の紐づけもなされていないアルファベット4文字を

消費者が覚えるのは至難の業だと思う。

(企業側にはアルファベット一文字ずつに意味がもちろんあるのだろうが)

消費者にそれを調べさせるのは如何なものか。

せめて3文字にできなかったのか?

あと、アルファベットの合間のドットはない方が良いんじゃないか。

私なんかは生真面目なので、ドットをいれて読んだ方が良いのかと思ってしまう。

シンプルにうなぎパイプレミアムとかの方がまだ良いと思う。

なぜ、私がこれほどまでにネーミングに文句を言うかというと

商品自体の完成度は素晴らしいからだ。

 

味は美味しい。期待していなかったから美味しく感じるのか?

ブランデーが入っていることをうたっているが、むしろ生クリームやバニラビーンズ

の濃厚さと食べ終わった後に残る白ごまのほのかな香りが後をひくことを売りにした

方が良いのではないだろうか。最近プレミアムというポジションで出してはいるが

大したことのない商品が多い中、ちゃんとしたプレミアム商品になっている。

気になる方は、是非購入してみてください。

春華堂さんは、個人的に気になっていた企業なので厳しめの意見を書いてしまった。

東京に期間限定でカフェを出店したり、新商品の開発や認知度向上にも

取り組んでいる。浜松の名物お土産から、もう一つ先のステージに移行しようと

いう気概を感じる。

余談だが、うなぎパイのパッケージはもともとブルーを基調としていたがあるきっかけを期に、レッドを基調とするようになった。

そのきっかけは、週刊誌で「精力が尽くお菓子」と取り上げられたこと。それに便乗し、マムシドリンクをイメージした現在のパッケージに至ったという風のうわさ。